Hola~~
さて、おススメピラミッドのある遺跡、テオティワカンと同率2位、
EL TAJIN(エル タヒン)遺跡です。
ちょっとマニアックな部類の遺跡なんですけど、おススメの理由は以下です。
?周辺の町も含め、いかにもな観光地ではない。(なので、メキシコらしさを感じられる)
?個性的な形のピラミッドがある。
?パパントラ(ベラクルス州)の町がかわいい。
まず、行き方ですが、メキシコシティから、飛行機で、Poza Rica/ポサ・リカに行き、
そこからタクシーでパパントラという町へ。私たちはここで一泊しました。
なお、シティからポサリカまでは飛行機では50分ほど(高速バスでも6時間弱)です。
ポサリカからもエルタヒンに行けるのですが、パパントラのほうが大きめな町なので、
こちらでゆっくりすることにしました。
【最寄りの町、パパントラ】
宿は、歩き方にも載っている「Tajin/タヒン」というホテルにしました。
こじんまりしていましたが、この町じゃ一番いいホテルだったと思います。
歩いて回れる範囲に、お土産屋さんの集合した建物や、かわいいカフェや教会が
あって、ゆったり時間が流れる素敵な街でした。
このベラクルス州は、音楽のラ・バンバの発祥の地(だかなんか)で、踊りも有名なので、
町の中心地のソカロでは踊りや音楽が繰り広げられていました(^^♪
※もちろん、踊りのクオリティはメキシコシティのベジャスアルテスの方が断然高いですが、
牧歌的な雰囲気を楽しめます。
教会の横では、伝統文化のボラドーレスの舞が見られます
(見物していると、お金回収にきますので、20-25ペソくらい払います)。
あと、不思議だったのが、やけに靴磨きの人が多いかったんですよね。
オフィスワーカー的な人は全く見なかったのに、靴のお手入れをするだなんて
オシャレだな、と思った記憶があります。
【エルタヒン遺跡へ】
エルタヒンへは、バスにのって行けるようなのですが、、、
バスの本数が少なかったためか、私と友人はそのバスに乗れず、タクシーで、
エルタヒン行の市バスのバス停まで連れて行ってもらって、確実に現地の足!
という感じのバスに乗って、山道を揺られながら遺跡に向かいました。
このタクシーの運転手さんが超絶いい人で、旅行者二人ではどのバスに乗ったらいいか
わからんだろう、という配慮から、ずーっと(20分くらい)一緒にバスを待ってくれて、
別れ際に、感謝の気持ちとメキシコの文化に則ってチップを渡そうとしたら、
「そんなつもりじゃないからいらないよ」と言われ、最後まで受け取ってくれませんでした。
友人と二人、ちょっと感動して泣きました 笑。
(チップ目当てかな、とか思ってしまった自分たちを恥じ入りました・・・。)
そして、こういう現地の人しか乗らない類のバスっていうのは本当に味があって、
人々のやさしさに触れられるいい機会だと私は思います。
このバスでも、前に座っていたメキシコ人親子が、物珍しそうに、
ずっと振り返ってこちらを見ていたのですが、やがて、お父さんの方が、
「息子にとって初めての外国人なんだ」「僕も外国人と話すのは初めて」と
うれしそうに話しかけてきました。
彼らの人生のちょっとした思い出になれればうれしいですよね(^^♪
ちなみに、観光客が行きそうなのは、エルタヒン遺跡くらいしかないので
バス中の人が皆、「ここだぞ、ここだぞ!」と教えてくれるので、たぶんミスることはないでしょう 笑。
さて、バス停を降りるとそこは、ド田舎!!!
そこそこ都会っ子の私たちはテンションが超上がりました!
昨年の9月に行ったのですが、メキシコシティあたりに比べると、かなり湿度が高く感じました。
一番の目玉は、「壁龕のピラミッド」で、窪みが365個ついていて、カレンダーの役割をしていた
ピラミッドだそうです。機能的ですよね。
これが600~700年から1200年くらいまで栄えた文化の遺跡だと思うと、
ぞくぞくしますよね( ゚Д゚)!
(ちなみに、ここでも白い衣装を着てピラミッドを囲むようにして祈る教祖様と信者の軍団に遭遇しました。)
帰りは、パパントラ方面に帰るメキシコ人家族とタクシーをシェア して、激安で帰りました。
一人20ペソくらい。
それでは、興味があればぜひいってみてくださいね!
それほど観光地化されていない遺跡の魅力にはまるはず★
?hasta luego~~